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土木部門

土木部門

主な勤務地 愛知県、静岡県、三重県、岐阜県、長野県

保有する多種多様な設備の建設・改良・保守を担う土木部門。電気を生み出すための再生可能エネルギー・原子力の発電設備をはじめ、電気を各地域へ送るための送変電設備など、さまざまな土木設備の計画から撤去に至るまでライフサイクルにおける全ての段階で関わり、インハウスエンジニアとして設備の建設・維持管理を担うことで安定供給を支えています。
土木部門はいくつかの分野に分かれ、「建設分野」では発電所の計画・調査・設計・工事、新増設変電所の土地造成・機器基礎工事、「保守分野」では発電所の設備点検・改良・修繕・ダム制御・発電運転などを担当。
どの分野においても個々の専門分野の枠を超え、幅広い土木知識によりあらゆるニーズに応え「あたりまえ」を創るすべての部門を支えており、それが土木部門の「変わらぬ使命」であり責務です。

部門内各グループの役割

  • 再生可能エネルギーカンパニー

    水力、太陽光、陸上風力、洋上風力などの再生可能エネルギー発電の土木構造物(ダム、導水路、風車基礎など)の調査・設計・建設・改良・保守をおこなっています。加えて、新たな再生可能エネルギー電源の開発を精力的に推進しています。

  • 本店原子力土建部
    浜岡原子力発電所

    原子力発電所の土木構造物である取水槽やタンク基礎などの設計・改良・保守、また、原子力部門と連携した新規制基準への適合性審査の対応、防波壁などの安全性向上対策工事などをおこなっています。

  • パワーグリッド
    基幹系統建設センター

    電力流通設備の土木構造物(変電機器の基礎、ケーブル洞道など)の設計・建設・改良をおこなっています。また、新規地点の調査・設計・建設(土地造成工事、変電機器の基礎工事、ケーブル洞道工事など)もおこなっています。

主な仕事

再生可能エネルギーの開発

OUR JOB

再生可能エネルギーの開発

2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギー(水力、太陽光、陸上風力、洋上風力など)の開発を、再生可能エネルギー部門と一体となって推進しています。その中でも洋上風力は導入ポテンシャルが大きく、騒音、景観などの環境問題が少ない将来有望な再生可能エネルギーです。陸上風力の開発・運営で培った経験を活かし、洋上風力開発にも積極的に取り組んでいます。

主な担当グループ

再生可能エネルギーカンパニー 水力事業部・プロジェクト推進部
建設・大規模工事

OUR JOB

建設・大規模工事

新設する水力・太陽光発電所や新増設する変電所などの多岐にわたる電力供給設備の計画・調査・設計・工事の発注・施工管理に加え、浜岡原子力発電所の安全性向上対策のための大規模な土木工事もおこなっています。防波壁の工事では、24時間体制での現場管理、計画の見直し、夜通しの検査など苦労も多いのですが、「自然災害から社会資本を守る」という土木工学の本質に迫るやりがいのある仕事です。

主な担当グループ

再生可能エネルギーカンパニー 各部署 / 本店 原子力土建部・浜岡原子力発電所土木建築部 / パワーグリッド 基幹系統建設センター
発電設備の保全

OUR JOB

発電設備の保全

水力・風力・太陽光といった再生可能エネルギーや原子力発電所の設備の巡視・点検をおこない、設備の健全性の評価や補修計画の立案をおこないます。巡視・点検は徒歩で実施することが多いですが、ドローンなどIoT技術の活用にも取り組んでいます。設備にトラブルが発生すれば、複数名で現場へ出向して早期復旧に向けて対応します。トラブルの原因を特定し、発電が再開できたときの達成感はひとしおです。

主な担当グループ

再生可能エネルギーカンパニー 水力事業部・水力センター・プロジェクト推進部 / 浜岡原子力発電所 土木建築部
水力制御・運転

OUR JOB

水力制御・運転

24時間365日2交代制で水力発電設備の制御・運転をしています。発電計画をつくり、河川状況を監視しながら、発電機器やダム設備を操作・制御して、安全に発電しています。大雨のときには、サイレンを鳴らして下流の河川から人を退避させるなど公衆保安を確保することを第一に、また、刻一刻と変化する河川流量に合わせて、水力発電所の発電量やダムのゲート放流量を調整します。また、脱炭素化にむけて再生可能エネルギーの水資源を最大限活用するため、水力発電所やダムの最適な運用に取り組んでいます。

主な担当グループ

再生可能エネルギーカンパニー 水力事業部・水力センター

topics

『再生可能エネルギーの取り組み』
『再生可能エネルギーの取り組み』

「再生可能エネルギーの取り組み」

中部電力グループは、ゼロエミチャレンジ2050を掲げて再生可能エネルギーの拡大に取り組んでいます。土木部門は再生可能エネルギーカンパニーを構成するメンバーとして、多くの部門の方々とともに、再エネ電源の開発・保有拡大、既存電源の増出力などに取り組んでいます。