萩原 塔子

中部電力ミライズ株式会社
事業戦略本部 戦略グループ

萩原 塔子

2021年入社 法学部 知的財産権法専攻

CAREER PASS

  • 1年目

    中電エナジーサービス株式会社 出向/法人営業

    町⼯場や地域の病院、店舗などの中小企業に対する営業活動。電⼒⾃由化を受け、競合サービスを意識したさまざまな提案活動・フォローアップ活動を展開した。
  • 3年目

    中部電力ミライズ株式会社 事業戦略本部 戦略グループ/料金メニューの検討・策定

    中部電力ミライズとしての販売計画から実際にお客さまにお支払いいただく料金の設定まで幅広い業務をおこなう事業戦略本部に所属。事業環境や国の制度改定を考慮した料⾦メニュー改定の検討・策定をおこなう業務に携わっている。
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インタビュー

インタビュー

中部電力を選んだ理由

⼤学ではイベントを企画・運営するサークルに所属していました。そこで広報の仕事にやりがいを感じていたため、就活当初はマスコミ業界などを志望していました。しかし自分が経験したことのない業種も見てみようと思い、改めて働く上で自分が大切にしたい軸は何かを考えました。
マスコミ業界に魅⼒を感じたポイントは、周囲に与える影響⼒の⼤きさです。⾃分が発信したものが、たくさんの⼈々に広がっていくという点に的を絞れば、他の業界でも似たような仕事ができるのではないか。そう考えた私は、影響力があり、人々の生活に欠かせないインフラ業界も検討するようになりました。
その中で出会ったのが中部電⼒グループです。電⼒事業の⼤きさ、インターンシップや説明会で感じた居⼼地の良さ。特に魅⼒的に感じたのは、⾃分が⽣まれ育った中部地⽅の⽅々の⼒になれるという点です。電気という⾝近な商品を、⾝近な⼈たちに提供していく仕事はイメージしやすく、やりがいを感じられるのではないかと考えました。

これまでの仕事と身についたスキル・価値観

初めての配属先では、中⼩企業を中⼼に法⼈営業を担当しました。1年⽬は少しでも多くのお客さまと接点を持つことを⽬標に、電話でアポイントを取り、訪問することを繰り返しました。なかなか話を聞いていただけず苦労したこともありましたが、めげずに訪問してみると「ちょうど電気のことで相談があったんだよ」と喜ばれることも意外と多くありました。いろいろ考えて尻込みしてしまう前に⾏動する。その⽅がいい結果につながることを学び、物怖じしない度胸が⾝についたように思います。
また、早い段階で電⼒事業の影響⼒を実感できたことは非常に良い経験となりました。現在は事業戦略本部で電気料⾦に関する業務に携わっていますが、新入社員の頃に中⼩企業の経営者の方々とお話をしたことで、1円の値上げが企業経営にどれくらいのインパクトを与えるのか、その影響の⼤きさを肌で感じることができました。電気料⾦を扱う業務の責任の重大さについて、実体験を通じて理解できたことは、現在の仕事をする上で貴重な財産となっています。

現在の部署での仕事内容

現在は中部電⼒ミライズの事業戦略本部に所属し、電気料⾦にまつわるさまざまな業務を担当しています。例えば2023年、ウクライナ戦争などの世界情勢の影響で⾼騰した電気料⾦を下げるため、「激変緩和対策事業」が始まりました。「激変緩和対策事業」は小売事業者に補助金の申請が認められており、申請および補助金の受領に当たっては電気の使用量を確認するための諸元などを準備する必要があります。私は社内のさまざまな部署に協⼒いただきながら資料を整え、申請書を⾏政機関に提出する業務を担当しています。このような制度変化への対応も、事業戦略本部の役割の⼀つです。
また、既にあるメニューの適切な料金への見直しや、新たな電気メニューの料⾦設定なども担っています。販売価格の小さな変更も各⽅⾯に⼤きく影響するため、さまざまな要因を考慮しながら料⾦を設定していかなければなりません。こうした価格設定をはじめ、料⾦に関わる業務を担当する者には幅広い知識が要求されます。着任以降、毎⽇勉強をしながら⽬の前の仕事に取り組む⽇々を送っています。

インタビュー

今後の目標、挑戦したいこと

電気の専⾨知識から法令、業界構造、各部⾨の役割まで、現在の部署で働き始めてから、電気事業の奥の深さを実感しています。今後も一つ一つ調べながら、理解を深めていきたいと思います。
また、中部電力および電力事業の知識を習得する際に役に⽴っているのが社内報や従業員専⽤サイトに掲載されている情報です。さまざまな記事やニュースを読むうちに「記事を書いて発信する仕事も⾯⽩そうだな」と思うようになりました。
⼊社後から現在に⾄るまで社外向けの活動がメインでしたが、今後はこうした社内向けの広報にも携わっていけたらいいなと考えています。
こうした未来を思い描けるのも、ジョブローテーション制度のおかげです。社内広報だけでなく、キャリア全般を通じて新しい仕事にチャレンジし続けながら、今後も⾃分の業務の幅を広げていきたいです。

相関図

相関図

※掲載社員の仕事内容・所属部署は取材当時のものです。