中部電力ミライズ株式会社 調達・需給本部 取引管理グループ
  • 中部電力ミライズ株式会社 事業戦略本部 ガス営業部

島谷 岳寛

2009年入社 工学系 卒業
CAREER PATH

学生の頃から火力エネルギーに携わる仕事がしたいという思いを抱き、入社後の2009年から2019年までは一貫して火力部門の仕事に従事。2019年からはガス事業の営業部門に異動し、新たなフィールドで挑戦を続けている。

  • 中部電力

    火力部
    川越火力発電所

    発電設備の起動、停止、運転、保修、点検

  • 中部電力

    火力部
    業務グループ

    火力部の統括部署として事業計画、採用、教育に係る業務

  • 中部電力

    発電本部 火力部
    計画グループ

    火力事業のJERAへの統合に向けたグループ会社、資産、業務の整理

  • JERA

    O&M本部
    PMI推進ユニット

    企業文化醸成に向けた組織体制、検討・実行

  • 中部電力

    販売カンパニー
    エネルギー事業部
    事業計画グループ

    中部における原料調達、ガス事業者とのアライアンス・契約交渉・管理、グループ会社管理

  • 中部電力ミライズ

    ガス事業本部
    ガス営業部

    首都圏における原料調達、ガス事業者とのアライアンス・契約交渉・管理、グループ会社管理

カーボンニュートラル推進の中心地に立つ

技術職から営業職へ転身、異例のキャリアパス

学生時代から火力エネルギーに携わる仕事に就きたいという思いがあり、当時の中部電力は自分が描きたいキャリアビジョンが実現できると考えて入社を決意しました。最初の配属先は川越火力発電所。現在は(株)JERAの管轄ですが、総出力480万kWの世界最大級のLNG火力発電所というスケールの大きな施設で経験したさまざまな業務は、部署を異動した現在も自身にとって価値ある財産になっていると思います。
ガス事業における営業部門への異動の転機は突然訪れました。技術系のキャリアを歩んできた自分自身もまったく想像していなかった異動先に、話をいただいた当初は戸惑いを隠せませんでしたが、異動先には私が尊敬する上司や同僚も在籍していたことから、新たなキャリアを歩み始めようと決心しました。

新たなフィールドで重ねた努力と挑戦

現在の主な業務としては大手ガス事業者とのガスの調達・販売契約締結に向けた諸条件の調整や、ガス事業に関わる当社グループ会社の管理など、これまでの火力部門で経験してきた業務内容とは全く異なるものです。当然、求められるスキルも社内外のステークホルダーも異なるため、異動当初は会議に出席しても議題の理解すらままなりませんでした。
そんな状況を打破するため、疑問に思ったことは裏付けが確保できるまでリサーチした上で、社内外に私という存在を認識してもらうために自身の理解が間違っていないか確認するためにコミュニケーションを重ねました。このような行動を積み重ねていった結果、現在では自身のアイデアを反映しながら付加価値を生み出す仕事ができるようになってきたと思います。

目指す方向が変わることはない

目指す方向が変わることはない

2016年に電力自由化、2017年にガス小売全面自由化となり、一般生活者はエネルギーを“選んで使う”時代になって久しいといえるでしょう。一般生活者に中部電力のガスを選んでもらうためには、安定供給を実現させるために不断の努力を欠かすことはできません。
ガス首都圏におけるガス需要の増加に伴った新たなガスの調達方法を検討し、安価で最適な調達方法の実現に向けた取り組みを通じて感じたのは、電気もガスも生活を支えるインフラである以上「良質で安価なエネルギーを安定供給する」という目指す方向に違いはないということです。中部電力がこれまで培ってきたブランドと技術力というアドバンテージを生かしながら、“中部電力のガス” を普及させることにやりがいを感じています。

一歩先を行く総合エネルギー企業グループとして

中部電力という企業に、インフラ関連企業ならではの保守的なイメージを抱かれる方も多いのではないでしょうか。しかし、時代の変化に伴い市場環境も変化し続けている以上、挑戦をしなければ衰退につながってしまいます。エネルギーの安定供給は、従来と同じ手法を繰り返すことではなく、より良いエネルギーの在り方を探究し続けることでしか実現できないものと考えています。
中部電力が目指す “一歩先を行く総合エネルギー企業グループ” の一翼を担うべく、私自身も中部電力で挑戦し続けていきたいと思います。

私が中部電力で果たしたい約束とは

私が中部電力で果たしたい約束とは
TTIPS 「LNG・LPG」

ガスの原料は大きく二つ、LNGとLPGに分けられます。日本で供給されているLNG(液化天然ガス)は、ほぼ全量が海外から輸入されており、LPG(液化石油ガス)も約75%が海外からの輸入が主な調達手段です。為替の影響を考慮しながら安定した原料調達を実現することが私たちの重要な役割のひとつといえるでしょう

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