主な仕事

経営戦略
わたしたちを取り巻く社会は、産業、技術、暮らしなどの面で、今後大きな変化が予想されます 。そうした変化の中で、脱炭素をどう実現していくか、分散・循環型経済への移行をどうリードしていくか、安全・安心なコミュニティ作りにどう貢献するか、エネルギーをめぐるビジネスの芽や取組みの必要性は、数多くあります。
経営戦略部門は、経営層への提言や、他部門・グループ会社との議論を通じて、こうしたビジネスや取り組みの実現のための方向付けを行っています。また、「中部電力グループ 経営ビジョン2.0」などを、社外公表しています。

DX戦略
当社は、電力事業などから得られる膨大なデータを活用して新サービスを創り、エネルギーとともにお届けするビジネスモデルへの変革を目指しています。
DXとして、新サービス開発に参画し、データ蓄積・連携の仕組みや機械学習によるデータ分析のビジネス活用の実現に向けて、再エネ・不動産・医療など多岐に及ぶテーマで社内外のメンバーと連携しながら取り組んでいます。
また、社内業務の変革について、データ分析による設備老朽化の予測やドローンを活用した巡視効率化の構想、コミュニケーション変革を実現するためのチャットツールの整備など幅広く取り組んでいます。
日々の業務においてはチャットツール等を用いてメンバ間でフラットなコミュニケーションを実践しています。

CSR推進
当社は、CSR(企業の社会的責任)を事業活動全般を包含する最上位概念と位置づけ、ESGの観点を踏まえて事業遂行することで、企業価値を高めながら、SDGs達成や社会の持続的な発展(サステナビリティ)への貢献に努めています。そのため、事業活動における全てのステークホルダーとの対話を通じた、中長期的な成長の実現に向けて取り組んでいます。具体的には、株主・投資家との継続的な対話内容等を経営会議に報告する等、ステークホルダーの声を把握し、経営層との共有を通じて、事業活動に反映するとともに、ステークホルダーとのコミュニケーションのツールとして、財務・非財務情報を体系的にまとめた統合報告書を発行しています。

グループ全体最適
経営戦略部門には、事務系・技術系を問わず様々な分野の社員が在籍しており、当社グループ全体として最適な電力供給に関する計画を策定しています。
当社グループがおかれている事業環境は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた政策や電気事業制度の変更、脱炭素化の促進と電力の安定供給との両立、燃料価格の急激な高騰など、不確実性の高い変数を多く含んでいますが、様々な市場の現状分析や将来見通しを行うことで、中長期的な電力供給のあるべき姿を検討するとともに、それを実現するための実施戦略を立案しています。