本店 原子力本部 原子力部 業務グループ
  • 中部電力株式会社 本店 原子力本部 原子力部 業務グループ(原子力部門)

直井 万隆

2002年入社 工学研究科 環境資源工学専攻 卒業
CAREER PATH

浜岡原子力発電所で運転員を経験。東京支社での官庁対応の後は原子炉関係のメンテナンスや改良工事の計画立案・予算管理に携わる。経営戦略本部に異動後は電力自由化に挑み、現在は原子力関連の事業計画立案や要員計画、予算管理などを任される。

事業計画に、未来へのメッセージを込めて

事業計画に、未来へのメッセージを込めて

大学では廃棄物をエネルギーに変えるプラントの設計を学び、中部電力では浜岡原子力発電所の運転員からキャリアをスタートさせました。
運転員として5年を経た後に、東京支社での官庁対応や浜岡原子力発電所保修部での原子炉関係の機器メンテナンス、改良工事の計画立案などのポジションを経験。2014年からは経営戦略本部でエネルギー業界全体に関わる電力システム改革など電力自由化にむけた制度設計の仕事に携わりました。そして2018年に原子力関連の部署に戻り、事業計画や要員計画の策定、部門全体の予算管理などを行っています。

未来を想い「本当に必要なもの」を考え抜く

今取り組んでいる仕事の醍醐味は、10年、20年、さらにその先を見据えて「本当に必要なものは何か?」を考えられること。もちろん“今”も重要ですが、今の状況だけで判断するのではなく、長いスパンで物事を決めることが大切です。その一方で電力会社の事業環境や課題はどんどん変わっていくため、現状をしっかりと捉えることから始めて「あるべき姿」との「ギャップ」を埋めていくための打ち手を、未来へメッセージを送るという想いで事業計画に落とし込んでいます。
エネルギーの未来に向けて一番大切なのは情熱です。それは時として自分勝手な考えに陥りがちです。正しい事実や現状を認識するために「自分勝手な考えに陥らないこと」と、「情熱」のバランスを大事にしながら、日々の業務に向き合っています。

地に足をつけて、未来を支える

地に足をつけて、未来を支える

自分にとってのターニングポイントとなった出来事が3つあります。
1つめは、入社してすぐの台風対応です。台風による高潮などで海が荒れると、発電所に水を引き込む水路のスクリーンにゴミが溜まります。そのゴミを取り除いている先輩の姿を見て、正直なところ最初は「地味な仕事だな」と思いました。しかし、発電所内で台風対応をしていたある夜に街に明かりが灯っている光景を見て「このような地味に思える作業によって、こんな日でも街に光が届いている」という事実に気づき、使命感が芽生えました。
2つめは、2011年5月に起きた原子力発電所への海水流入トラブルです。誰も経験したことがない事象の中で、海水の影響が最も大きい機器のメンテナンスを担当していた私が解決プロジェクトのリーダーを任されました。その時に身に染みて感じたのが「チームの総合力」。一人ではなくチームで結束することで、その難局をなんとか乗り越えることができました。

国の未来を真剣に考える

そして3つめは、経営戦略本部での貴重な経験です。電力システム改革では、折衝相手が経産省の方々でしたが、それまで抱いていた「役人」のイメージとはほど遠く、日本の未来に対してのとてつもない情熱に驚きました。また、そこで議論したことを社内に持ち帰り経営層と話した時も、経営層の電力にかける想いに大いに感化されました。国全体の未来を真剣に考える仕事ができるのも、中部電力の仕事の醍醐味です。
原子力発電が抱える課題はたくさんあります。だからこそ、私は地に足をつけて先を見据え、人々になくてはならないものを考え、この国の未来を支える仕事をしていきたいと思っています。

私が中部電力で果たしたい約束とは

私が中部電力で果たしたい約束とは
TIPS 「発電所を常に「人」で守り、信頼をいただく」

浜岡原子力発電所では現在、原子力規制委員会による新規制基準の適合性確認審査を受けています。他社においても順次、審査が進んでいる中、いよいよ浜岡原子力発電所4号機の審査も重要な局面に入ってきました。新規制基準への適合はもちろんですが、万が一、基準を超える災害が起きたとき、発電所の設備は最終的には「人」が守らなければなりません。防災体制の整備や訓練の充実を図り、ハード・ソフト両面からの浜岡原子力発電所の安全性について、皆さまからご理解と高い信頼をいただけるよう努めていきます。

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