- 中部電力ミライズ株式会社 名古屋営業本部 法人営業第1部(ミライズエンジニア部門)
岡田 妃乃子
2015年入社 理学院 数学専攻 卒業静岡でエネルギーソリューションの業務を経験後、自動車業界で1年間製造業の業務プロセス改善手法を学ぶ。2018年より名古屋営業部でさまざまなモノづくり企業のソリューションを手がける。
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中部電力ミライズ
静岡支店 営業部
食品や薬品などさまざまな工場の課題解決業務
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出向
大手自動車メーカー
CO₂削減などの課題解決業務
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中部電力ミライズ
販売カンパニー 名古屋法人営業部
鉄鋼など素材系メーカーの課題解決業務
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中部電力ミライズ
法人営業本部 ソリューション部
DX活用による新サービスの開発業務
徹底したお客さま目線で
理系学部で学んでいたのですが、人と接することも好きだったため技術営業ができる企業を探っていました。中部電力のインターンシップを通じて出会った社員がみな個性豊かで、歳を重ねても生き生きとされてとても魅力的だったことが印象に残っています。そのイメージは入社してからも変わっていません。
私が携わっているエネルギーソリューションの醍醐味は、エネルギーのプロとしてお客さまと一対一で向き合える環境にあります。ご提案やプロジェクトを通じて、何でも相談していただける関係づくりを目指しています。
エネルギーソリューションだからこそできる価値の提供
仕事を進めるうえで特に大切にしているのが、自動車業界での1年間の出向で身に着けた改善手法。徹底した現場主義をもとにお客さまの設備を詳細まで把握し、何もかもを吸収したうえで作業者の目線に立って改善を検討するプロセスが現在の業務に役立っています。お客さまの価値観もエネルギー業界も変わっていく時代だからこそ、お客さまときちんと向き合い、エネルギーソリューションにしか生み出せない価値を創造したいと日々考えています。
だからこそ「ソリューションサービスが良いから、中部電力と契約したい」と言っていただけると、なによりのモチベーションになります。
お客さまと一緒にチャレンジ、発展し続ける
これまでのキャリアの中で特に印象深い仕事が、めっき加工を行う名古屋のお客さまのプロジェクトでした。そのプロジェクトでは中部電力ならではのIoT機器を駆使して、めっきラインで最もエネルギーを使う「整流器」の稼働率改善を提案し、生産効率改善に向けてお客さまのニーズを反映した生産管理システムを一緒に構築しました。
社内外の協力を得て、最適なソリューションを探し出す
めっきラインの提案は私にとって初めての経験だったため、まずは業界や手法を徹底的に調べました。エネルギーソリューション部門は支社をまたいで積極的に情報共有をする文化があります。社内外のいろんな人に協力をしてもらい、めっき加工に詳しい方に話を伺う機会を設けることもできました。同じめっき加工でも、会社によって工法も、整流器の設計も、温度調整の考え方も異なります。お客さまともディスカッションを重ね、このプロジェクトをきっかけにつながりを持った整流器メーカーも巻き込んで、IoT機器を使ったさまざまな計測を行いました。そしてめざす姿を具現化するために体制をつくり、スキームを検討し、課題を一つひとつ解決していきました。
お客さまと一緒に課題を解決するソリューションサービスを認めていただき、最終的にはラインの生産効率が改善したことに加えてガスの契約まで私たち中部電力に任せていただくことになりました。社長さまから直々に内諾のメールをいただいた時には心が大きく動かされました。これからもお客さまから喜んでいただけるよう、なくてはならない存在であり続けたいと思っています。
私が中部電力で果たしたい約束とは
エネルギーソリューション部門では、お客さまのエネルギーの有効利用に向けた中長期計画の策定、設備の運用改善や投資最適化、生産におけるサイクルタイム短縮や品質向上に向けて、世の中に無い新たな生産プロセスをお客さまとともに作り込む開発一体型ソリューションなど、お客さまの多様化する経営課題に対して、お客さまと共に解決するコンサルティングサービスを提供しています。