先輩社員紹介

Staff Interview
浜岡原子力発電所
プラント運営部 プラント管理課
(現 浜岡原子力発電所
 安全品質保証部 品質保証グループ)
加藤 千尋 Chihiro Kato 2012年度入社
工学研究科 物質工学専攻 修了

プラントの水質の管理を通して、
原子力発電所の運用を支えています。

業務内容について

【所属部門】 原子力部門(プラント運営部 プラント管理課)

【部門紹介】 原子力発電所の安全設計、設備設計、運転管理、保守管理など、原子力に関する幅広い業務を担っているのが原子力部門です。プラント管理課では、浜岡原子力発電所の燃料や設備の健全性維持や被ばく線量の低減を目的に、発電所のさまざまな系統の水質を測定・評価し、適切に管理することにより、燃料や設備の腐食抑制、配管への放射性物質の付着抑制などをおこなうとともに、水質管理に係る新技術の導入などをおこなっています。

中部電力を選んだ理由

大学時代、研究室でイオン交換樹脂に関する研究をおこなっていました。その研究テーマが原子力発電に関わっているということを知り、原子力に興味を抱き中部電力にエントリーしました。東日本大震災以降、原子力発電に対する議論が続いていますが、私自身は「二度とこうした事故を起こさないよう、自分自身が安全な発電所づくりに貢献し、お客さまに安心して電気を届けられるようにしたい」と思っています。昔から、私は逆境に飛び込んでいくタイプでしたので(笑)、これからもこの困難に打ち勝ち、数々の壁を乗り越えていきたいと思っています。

私の仕事について

原子力発電に「水」は欠かせません。私の仕事は、プラント水質について確実な測定・評価を実施し、必要に応じて措置を施すことにより、燃料や設備の健全性を維持していくことです。私の毎日は、プラント内にある各系統の水質を確認することから始まります。水のキレイさを表す導電率やイオン不純物、有機物、放射性物質、金属の濃度などを測定し、燃料や設備の健全性を維持するために設けた管理値を満足しているかを確認しています。水質を毎日チェックすることで日々のわずかな変化を捉え、その原因がどこにあるのかを解明しています。空調設備を通して外部とつながっている場所では、外気の影響で数値が上下することもあれば、季節によって水温が上下することで水への物質の溶け込み方が変わることもあります。小さな環境の変化で、「水」はその数値を変化させていきます。また、水の浄化に用いている樹脂が劣化すると、導電率やイオン不純物濃度が上昇します。これらの変化の原因を捉え、適切な水質を維持できるよう、関係部署と連携を取り対策を立てながら、これからも浜岡原子力発電所の安定した運用を支えていきたいと思っています。

中部電力の魅力とは

以前、分析方法の改善の一環として、約1年をかけて、分析用ろ紙の改良を手掛けました。協力会社の方と共同で改良を続け、性能を下げることなくコストダウンに成功しました。最初は思うような性能が出せなかったのですが、自分なりに性能評価のより良い方法を模索したり、改良すべき点の洗い出しを行い、時に上司や先輩にアドバイスを仰ぎながら、1歩ずつ自分が納得いく性能に近づけていきました。問題を一つひとつ解決し、上司から承認を得られた時は、本当に嬉しかったです。「若手に仕事を任せ、成長の機会を与えてくれる環境がある」。これが中部電力で働く大きな魅力の一つだと思います。

学生時代の思い出

高校・大学とトランペットに熱中していました。始めたばかりの頃は、1カ月も音が出せない状況が続き、辞めたくなることもありましたが、同級生や先輩の「一緒に頑張ろう!」という声に励まされ続けていくことができました。大学ではジャズという新しいフィールドにも挑戦し、バンドを組んでセッションを楽しんだり、定期的にライブで演奏したりしていました。お客さまが音楽に合わせて手拍子を揃え、会場全体が一体感に包まれる……自分たちが奏でる音で人と人をつなげられた感動は、今でも忘れられません。

プライべートについて

休日は、あちこちへ旅行に出掛けています。「OLと言えば、会社帰りは駅前のオシャレなお店でごはんを食べて……」なんてイメージを持っていたのですが、発電所の近くに駅前はありませんでした(笑)。平日は、次に行きたいところのガイドブックを見ながらゆっくり過ごしたり、寮の仲間や先輩と食事に出掛けたりしています

人生の目標

平日は仕事に打ち込み、休日はいろいろな場所へ出掛けて楽しむなど、メリハリのある人生を送ることです。仕事面では、水質管理のような化学分野だけでなく、もっと大きな視点で発電所を見ることができるように、いろいろな部署を経験してみたいと思っています。最終的には、やはりお客さまに安心していただける安全な発電所づくりに携わることが目標です。

※上記の内容は取材当時のものです。

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